https://www.triathlete.com/ よりIRONMAN世界選手権大会2018(IRONMAN World Championship 2018)でコナアスリートのバイク&ギアに関する統計が発表されました。
ここでは、バイク&ギアについての少し詳しく概要に触れます。
ランシューズ編もあります。下記を参照してください。
さて、それぞれのギア別にランキングと内容といきましょう。
目次
バイクはCerveroがNo.1キープ
バイクは、前年に続きCerveroがトップを守りました。
コナアスリート(2,500名)のうち、5人に1人はCerveroを使っていることになります。
しかしCerveroは、トップを守ったものの2017年比で13.2%の減少です。
他の上位陣では、SPECIALIZEDが△12.5%、Argon 18が△19.2%と割合を下げる結果になっています。
逆に伸びたのは、Canyon(27.5%増)、Quantana Roo(15.5%増)、Ventum(32.4%増)です。
特に伸び率が最も高いVentumは、ダウンチューブを取っ払った革新的なバイクを発表しましたよね。
なお、バイク全体で考えると、Cervero、TREK、SPECIALIZED、FELT、Canyonの上位5社で、使用率の半数を占めます。
コナアスリートの2人に1人は、この5社のバイクを使っていることになります。
ホイールは3割超がZIPPを使用
次にホイールです。カウントはフロント&リアのセットではなく、個別での集計になっています。
結果は、コナアスリートの約35%はZIPPを使用しているという結果です。
トライアスロンホイールといえば、ZIPPとイメージされることも多いメーカーなので当然の結果かもしれません。
伸びたメーカーは、Bontrager、DT Swiss、Profile Designなどがあります。
それにしても、ホイールの使用占有率が35%のZIPPの信頼度はかなり高いですね。
コンポーネントは安定のSHIMANO
コンポーネントは、8割超がSHIMANOです。
この牙城はなかなか崩されそうにありません。
ペダルは群雄割拠
次にペダルです。
こちらは、上位4社が今後もしのぎを削りそうです。
2017年はその他に含めれていたGarminが一気にNo.3までのし上がってきました。
その代わりにNo.2のLOOKの割合が、大きく下がっていますね。
LOOK→Garminの乗換えでも起きたのでしょうか?
パワーメーターはGarminがついに首位
パワーメーターは今年、ついにGarminがトップになりました。割合で言うと23.6%がGarminのパワーメーターを使用しています。
4人に1人という計算ですね。
2017年比でいうと、34.4%増です。
そのほか、Rotor、Pioneer、Power2maxあたりも使用数が増加しています。
加えて、2017年から2018年にかけて総数で約200名増えています。
パワーメーター自体の普及も今後どんどん加速すると予想できます。
まず、総数が減少することはないでしょう。
ヘルメットはエアロが上位
ヘルメットは上位の入れ替えなく、Rudy project、GIRO、SPECIALIZEDが上位維持です。
Rudy Projectを代表するようにエアロヘルメットが主流になっており、エアロのラインナップを揃えているメーカーが上位にきています。
しかし特徴的なのは、上位メーカーが軒並み使用数が減少したことです。
その受け皿になったのが、あのOakleyです。
サングラスのイメージが強いメーカーですが、ウィンタースポーツ(スキー、スノボー)のヘッドギアでも有名です。
そこで満を持してのバイクヘルメット参入で、2017年5人から2018年52人まで使用数を伸ばしています。
今後のヘルメットは、Oakleyが注目だと思います。
サドルは、3人に1人がISM
サドル部門ですが、ISMの一強です。
3人に1人はISMを使っています。
それにFi’zi:kとSPECIALIZEDが続く展開です。
上位の顔ぶれを見ると、日本の事情とさほど変わらないのでは?とも感じます。
とにかくサドルは「ISM強し」の構造です。
エアロバーもProfile Designの一強
サドル同様にエアロバーも同じ構造です。
個人的にはこれは予想通りですね。
安定の首位はProfile Designです。
もう少し使用率は高いのかな?と考えていましたが、そうでもなかったですが。
Canyonがバイクとともエアロバーも伸ばしています。TTバイクの付属で必然的に伸びたと思われます。
ハイドレーションはProfile DesignかXLAB
まずは前方のハイドレーションの使用状況です。
続いて、後方です。
ご覧のとおり、前と後を合わせるとProfile DesignとXLABで8割近くを占めます。
日本でもよく見る2社です。
Profile Designはアイアンマン唯一のバー・オフィシャルスポンサーなので、エアロバーも含めてバイクグッズはやはり強いですね。
以上が、https://www.triathlete.com/ に私が一言加えた内容です。
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