日本にはないロングディスタンスのIRONMAN。
参加しようとすると、海外遠征するしかありません。
だけど、これだけ世界の様々な場所で開催していると、どのレースにエントリーするか決められないという人もいるでしょう。
そこで、2017年のエントリー数と日本人エントリー数を集計してみました。
エントリーの参考になればと思います。
早速ですが、2017年のデータが下記です。(空欄は、データを取得できませんでした。)
アジア・オセアニアが中心
日本にIRONMANがない以上、当然アジア・オセアニアに日本人参加者が集まっています。
2017年、最もエントリーが多かったのが台湾の206人、続いて、ケアンズ(195名)、マレーシア(178名)、韓国(127名)と続きます。
台湾に関しては、総エントリーが696名なので、実に4人に1人は日本人参加者です。
初めてのIRONMAN、初めての海外遠征の方は、アジア・オセアニア圏を選ぶといいでしょう。
周りに日本人が多いですし、旅行会社が手掛けるツアーも種類が多いです。
ちなみに、私も初IRONMANは台湾でした。
EUはフランクフルトが人気
次にEUに目を向けてみます。
まず特出すべきは、規模の大きい大会が多いです。2000~3000名規模の大会がたくさん開催されています。
その中で2017年に、最も日本人エントリーが多かったのが、フランクフルトの55名です。
これに、ハンブルグ(32名)、コペンハーゲン(26名)、ニース(19名)が続いています。
フランクフルトはIRONMAN欧州選手権という大会の大きさが人気の要因でしょう。
また、上位の開催地は日本からの直行便があり、日本人が行きやすい環境です。
フランクフルト、ハンブルグ、コペンハーゲンは都市型の大会なので、レース中の景観も一味違って楽しめます。(推測)
あと、ニースは場所柄でしょうね。
フランスのコートダジュールでIRONMANって聞くだけで、おしゃれです。
北米は西海岸が人気
次に北米です。
欧州と同様に日本から比較的アクセスしやすい西海岸のレースが人気です。
日本人数トップは、カナダのウィスラー56名です。
ウィスラーは、バンクーバーからアクセスできるので日本人は行きやすいですね。
続いて、アメリカ西海岸サンタロサ(33名)、メキシコ(28名)、テキサス(20名)と続きます。
南半球はオセアニアが中心
エリアでは、南半球についても触れます。
北半球に位置する日本とは、季節が真逆な南半球は日本人参加者へ少ないだろうと考える人もいるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
なぜなら、みんな大好きオーストラリアがあるからです。
オーストラリアは、アメリカに次いで世界で二番目にIRONAMANレースを開催している国です。(ロングは3レース)
日本からのアクセスが良く、人気です。
加えて、お隣のニュージーランドも日本からの直行便があり、2017年は60名の参加と人気があります。
さすがに、アフリカ・南米に行く日本人は少ないようですね。
最後に、相対的に欧州のレースは日本人の参加者が多い傾向です。
理由は時差だと考えられます。
時差調整は、西に移動する方が楽です。
レース前に時差調整で手こずる北米を避けて、欧州を選んでいるのでは?と推察しています。
以上が、「[2017年]IRONMANのエントリー数と日本人数」についてでした。
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