トライアスリートなら一度は完走したいIRONMAN。
その中でも最長のアイアンマンディスタンスとなると、残念ながら2019年時点で日本では開催されていません。
よって、IRONMANの称号を得たい場合、海外遠征が必須となります。
今回は、「2019年に開催されたIRONMANのエントリー数と日本人エントリー数」の集計をしました。
初めてIRONMANに参加したい人は、日本人が多い方が安心でしょうし、日本人が多いレースは競技説明会も日本語で実施されたりするので、様々な心配を解消してくれます。
まず、下記が2019年に開催されたIRONMANのエントリー数を集計したものです。
2020年に新規で開催される大会も含まれていますが、こんな感じです。
さて、ここからはエリアごとに2018年と比較して見ていきましょう。
アジアはマレーシアが人気
まずは、日本から最も近いエリアであるアジア(オセアニア含む)からです。
日本にIRONMANが開催されない以上、近隣のアジアが日本人にとって最も参加しやすいエリアです。
その中で最も人気なのが、マレーシアの離島・ランカウイ島で開催されているIRONMANマレーシアです。
他のアジア開催が日本のロングディスタンスレースが開催されているシーズンと重なることもあり、マレーシアが人気なのかもしれません。
全体の傾向としては、どのレースも日本人エントリー数は増加中。
台風の影響で残念ながら2019年開催中止になったIRONMAN韓国の数字が含まれていませんが、対2018年比で日本人参加者数が減ったレースは台湾ぐらいです。
初IRONMANで海外遠征を検討している方は、アジア地域を選んで間違いないです。
かくいう私も、IRONMAN台湾が初IRONMANでした。
来年は、フィリピンが復活、カザフスタン(ヌルスルタン)が新設というトピックです。
EUはヨーロッパ選手権が開催されるフランクフルトが人気
次にヨーロッパです。
軒並み3000名以上の大規模なレースが開催されています。
2019年は、毎年ヨーロッパ選手権が開催されるフランクフルトが日本人エントリーが最多でした。
2019年のフランクフルトは、現在IRONMANシーンをリードするドイツ勢(パトリック・ランゲ、ヤン・フロデノ、セバスチャン・キーンレ)が揃ったレースということもあって、全体としての注目度も高かった印象です。
次点では、バルセロナとイタリア。
ヨーロッパは風光明媚なコースが多く、アジア(日本含む)では経験できないコースセッティングが楽しめると思います。
今年、私もIRONMANコペンハーゲンに出る予定でしたが、現地で持病の片頭痛が悪化し、DNSになりました。
2019年はずっとこの片頭痛に悩まされたので、来年は体調を良くしてまたIRONMANにトライしたいです。
トピックとしては、フィンランドとポルトガルが2020年に新設されるようです。
北米はメキシコが人気
北米は、アメリカとカナダを中心に開催されています。
しかし、日本人エントリー数が最多なのは、IRONMANメキシコ(コスメル)でした。
北米もヨーロッパ同様に大きいレースしかないので、個人的に参加してみたいですね。
寒いのが嫌なので、フロリダ、テキサス、サンタロサとかいいなと思っています。
南半球はハードル高し
最後は南半球です。
オセアニアはアジアで紹介したので、除いています。
さすがに日本人は超レアです。汗
南米やアフリカは移動だけで1日以上かかるので、旅費だけでなく移動処理のストレスも加わります。
旅好きの自分からすると、ワクワクするような場所ですが、一般的にはハードルは高いですね。
以上が、「[2019年]IRONMANの総エントリー数と日本人エントリー数」のレビューです。
2020年にIRONMANに参加&検討されている方は、参考にしてみてください。
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