『BREATH 呼吸の科学』

鼻呼吸するだけで持久力が向上する『BREATH 呼吸の科学』

立て続けに「呼吸」に関する書籍を読んでいます。

同じジャンルの書籍をまとめて読むことで、

・共通して触れられていることが重要な点である

・書籍同士が補完関係になる

・内容が繰り返されることで頭に定着しやすい

です。

本書は、正直、冗長です。

読みやすさという点でも、

まずは、以前にレビューした『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』を

読むことをおすすめします。

ポイント①:時間にゆとりをもつ

本書は、呼吸にフォーカスした内容ですが、

咀嚼をしっかりするよう推奨していたりと、

その他の日常生活に触れられた箇所もあります。

そこから考えられる大事な点は、

「時間にゆとりをもつ」ことだと思います。

・ゆっくり呼吸する

・咀嚼で噛む回数を増やす

ようなことは、時間にゆとりをもたないとできません。

私たちは、時間に追われる生活になりやすく、

それが悪循環で不定愁訴を誘引します。

呼吸うんぬんで小手先だけ変えても、

根本的な解決にならないような気がします。

(きっかけにはなるかもしれませんが)

ポイント②:呼吸に着目し、ゆっくり呼吸する

日常生活で呼吸を意識するなら、

鼻呼吸に加えて、ゆっくりと呼吸することです。

本書では、5.5秒で吸い、5.5秒で吐くと良いと書かれています。

まずは、普段の生活で呼吸に着目して、

1回でも「ゆっくりと呼吸」することから始めるといいでしょう。

これらをやり始めた実感としては、

ゆっくりと呼吸をしたあとは、集中力を発揮しやすいです。

大事な仕事の前に、数回ゆっくり鼻呼吸を繰り返すのをルーティンとして取り入れています。

ポイント③:できるだけ鼻呼吸でトレーニングする

鼻で呼吸する訓練をするだけで、

運動強度を半分に減らしても持久力は大幅に向上したという研究結果があるそうです。

ここ数週間、

例えばジョグで鼻呼吸だけで走っていると、

普段のイージーペースでは呼吸が間に合わない感覚があります。

なので、この研究結果はあながち間違っていないのかもしれません。

トレーニング中の呼吸をいきなりすべて鼻呼吸にすることは現実的ではありません。

ウォーミングアップやダウン、区間を決めて試してみることから

始めるといいでしょう。

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トライアスロンへの挑戦と思いを綴ったブログを作成しています。 挑戦にあたって参考になることなども紹介していきます。 競技歴:ソフトボール(2001年~) 自身の旅を基に、旅を効率的に最大化するレシピを紹介するサイト↓ http://howtojourney.com/