トライアスロンは、スイム、バイク、ランを連続して3種目行う競技です。
3種目連続ということで、大変です。
そのため、トライアスロンをやっている人は、かなり特殊な能力やメンタルを持っていると思われることが多いです。
否定はしません。w
しかし、私はスイム、バイク、ランのすべてが未経験でも時間をかければ、十分楽しめるスポーツだと思っています。
もちろん、できればあまり大きな苦労もなく、楽しみたいのも事実。
そこで今回は、トライアスロンを5年ほどやってきて、トライアスロンに向いていると思う人の特徴を部活(競技)経験から考えてみたいと思います。
★★★:スイム、バイク、ランいずれかの部活経験者
まず、最もトライアスロンに向いていると思う部活経験は、水泳部(スイム)、自転車部(バイク)、陸上部(ラン、特に中・長距離)です。
3種目の中でいずれか一つでも競技として経験しているのは、非常にアドバンテージになります。
実際にトライアスロンをしている人の出身スポーツは、この3種目経験者が多いです。
また、トライアスロンの世界でトップ層にいるのも、これらの部活経験者ですね。
特に、幼少期にスイミングを経験して、部活動で陸上部だったというキャリアが最も幅を利かせています。
このあたりのことは、私が以前インタビューした中村くんの例からも顕著です。
★★☆:持久系競技の部活経験者
次に適性があるのは、持久系競技の部活経験者です。
具体的には、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、ホッケー、スキーなどです。
これらの競技は、フィールドを動き回らないと競技として成り立たないので、プレーヤーには必然的に持久力が求められます。
トライアスロンも、当然ながら持久力が求められるので、その点がマッチしますね。
制限時間内に動き回るという点では、柔道や剣道のような武道もいいです。
★☆☆:その他の部活
最後は、「その他」として括らせてもらいました。
しかし、なんらかのスポーツを経験していれば、十分トライアスロンにチャレンジする資格ありです。
また、運動神経が高い人が多い印象のスポーツ、野球もこのカテゴリーに分類されると考えています。
私が、中学まで野球、高校以降ソフトボールをやっていて思うのですが、この種の競技は持久力はほとんど要求されません。(無駄に走り込みますが)
求められるのは、瞬発力です。
野球出身者がトライアスロンをそれなりにやれてしまうのは、ベースの「運動神経が単に良いからにすぎない」からだと考えています。
番外編:長距離が得意な人
番外編として紹介しておきたいのは、そもそも長距離が得意な人です。
あまり出身競技は関係なく、子供の頃、持久走はいつも上位だったという人です。
そういう人は、生まれつき心肺機能が高かったりするので、これまで挙げた競技に関係なくトライアスロンに向いていると思います。
ベースとなる持久力が高いといえます。
以上が、「部活経験から考えるトライアスロンに向いているのは、こんな人」でした。
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