競技歴ゼロから始めたトライアスロンの初期費用を公開します

トライアスロンへ挑戦しようとなると、

スイム・バイク・ランそれぞれがうまくできるかなというハードルとともに、

もう一つの問題があります。

「お金」です。

「お金」については始めるだけでなく、

トライアスロンを続ける上で切っても切れない関係だと思います。

道具の消耗によるメンテナンスやレースにエントリーしたり、

レースに遠征するにもお金が必要です。

そこで今回は、私が競技歴ゼロからトライアスロンを始めるにあたって、

支出した費用(初期費用)を公開しようと思います。

これからトライアスロンを始める方や、

始めようか迷っている方は参考にしてみてください。

お金の前に、

そもそもトライアスロンってどうやって始めたらいいの?と疑問に思っている場合は、

以下を参考にしてください。

トライアスロンの始め方を実体験を基にまとめています。

前提:トライアスロンを始めるにあたっての基本スタンス

まずは、いきなり初期費用を公開するのも色々と誤解を生む恐れがあるので、

私がトライアスロンをするにあたっての基本スタンスから触れていきます。

このスタンスをもとにアイテムを選んでいきました。

高級品は買わない

まずは、いいアイテム(高級品)はできるだけ買わないようにしました。

予算に限りがあることに加えて、アイテムそのものが良いかどうかが判断できないからです。

スイム・バイク・ラン全ての競技歴がないので、

何が自分に合っていて、どういう品質のものがあるのかが皆目見当がつきませんでした。

とりあえず、エントリーモデルで買ったものを使いながら、

自分で判断して道具を揃えていこうと考えました。

また、初めに質の良いアイテムを使い始めると、買い替えるアイテムが青天井になります。

生活水準でもそうですが、

贅沢を始めると、なかなか生活水準が下げられないというのは、

どの世界でも言えることだと思います。

何事も「小さく始める」は鉄則です。

飽きたら、簡単に辞めれますし。笑

ローンを組んで、道具を揃えるとか本当にやめましょうね。

エントリーモデルで様子をみる

そこで、エントリーモデルを買う戦略です。

エントリーモデルを使いつつ、

自分がストレスに感じたことや変えたい部分をアップデートしていこうという考えです。

特段、ポリシーのないものはそのままでいいですし、

必要なものを都度買い替える方がコストは安く済みます。

オーバースペックは自己規制です。

またエントリーモデルを使ううちに、

自分に合う使用感が蓄積されるでしょうし、

トライアスロンの知識も増していると思うので、

始めた当初より判断基準がクリアになっているはずです。

そのタイミングで買い替えましょう。

周りに惑わされない

私は、トライアスロンの道具を購入する前に、

住んでいる地域のトライアスロンチームの練習に何度か参加していました。

すでにトライアスロンをされている方は、さすがにいい道具を使っています。

まだ始めたばかりで何も知らない自分では、目移りしてしまいました。

大事なのは、周りの道具水準に合わせる必要はないと知ることです。

自分の予算内で購入しましょう。

100万円のバイクに初心者が乗っても、

50万円のバイクに乗る玄人より速く走れません。(ここ、大事!)

そして、100万円のバイクを買ったからといって、

50万円のバイクの2倍のスピードが出るわけではありません。(ここも、大事!)

自分の能力を向上させることが、まずはファーストステップだと思います。

しかし私は今でも、

レースに出るたびにバイクラックにかかっている高級バイクと比べてしまうことはあります。

ただ、その差額を考えて自分ができること(私の場合は、レースにエントリーする、旅行する、読書をする)を頭で整理すると、これは自分の価値観とは違うなと気づきます。

周囲に惑わされないようにしましょう。

競技歴ゼロから始めたトライアスロンの初期費用を公開します

スイム編

さて、ここからはそれぞれの種目ごとに初期費用について触れていきます。

まずは、スイムです。

スイムで最もネックになるのは、ウェットスーツです。

私は、オーダーのツーピース(上・下分離)・ロングジョン(長袖)にしました。

理由は、自分の体型です。

私は肩幅が広く、普段の私服やスーツでも自分に合うサイズを見つけるのに苦労しています。

なんでもそうですが、自分の体にフィットするかは最重要なので、オーダーを選択しました。

洋服の既製品で全く苦労したことのない人は、既製品のウェットスーツでいいでしょう。

それでも、一度試着することを忘れないでください。

擦れや動きを悪さは、スイムのパフォーマンスに大きく影響します。

残りのゴーグルや水着、キャップは、近くのスポーツショップのセール品を購入しました。

水着は、リゾート対応のビーチパンツしか持っていませんでしたので。汗

キャップは、レースに出ると支給されるので、それをトレーニングで使うと今後は買うことはないでしょう。

バイク編

次に、バイクです。

ここが、最大の支出ポイントです。

バイクは、SPECIALIZED VENGE ELITEにしました。

スポーツ歴が長く、競技性も高めたいと考えていたので、

結果的にSPECIALIZEDのエアロロードバイクになりました。

バイクを選ぶ基準は、

・ロードバイク

・コンポーネントは、SHIMANO105以上

・細かい違いは分からないので、デザイン重視

でした。

トライアスロン3年目に突入していますが、

ほとんどのアイテムが初期に購入したものを使っています。

バイクは、自分が気に入ったデザインで選ぶのが最も合理的ですよ。

ヘルメットとシューズはSPECIALIZEDでまとめたので、割高な印象です。

これまでの買い替えは、ヘルメットが少し傷が入ったので、

レース前に買い替えたのと、バイクにDHバーを取り付けたことぐらいですね。

これに必要あれば、サングラスを購入するといいです。

(私は、既に持っていたので買いませんでした。)

なお、ウェアはスイムと同様にセール品を探して、使用しています。

ロードバイクの購入ステップについては、以下も参考になると思います。

ラン編

最後にランです。

ランはトライアスロンを始める前からフルマラソンにたまに参加していたので、

アイテムは一通り揃えていました。

よって、トライアスロンのために購入したものはありません。

その他にレースで使うアイテムとして、トライスーツとゼッケンベルトがあります。

トライスーツは参加しているチームのものを購入しました。

個人で競技をされる場合は、

既製品のトライスーツを購入すれば、これより安価に入手することができます。

(トライスーツにこだわらずに、バイクジャージでもランまで可能です。)

トライアスロンショップへ行こう

ここまで読んで、トライアスロンに必要な道具は理解できたと思います。

私であれば、総額465,450円が初期費用でした。

あとは、トライアスロンショップに行きましょう。

と、その前に、整理したい論点を書いておきます。

予算を決める

「トライアスロンを始めたい」とトライアスロンショップに行っても、

スタッフの方は困ってしまいます。

それは、予算を提示しないとアイテムを提案できないからです。

予算により提案できるアイテムはガラリと変わります。

自分が使える予算を事前に決めておきましょう。

加えて、

・スポーツ歴(フルマラソン完走歴、走破タイムなど)

・練習などに参加しているトライアスロンチーム(競技性が高いか?趣味性が高いか?)

・出場を目指しているレース(ショートでOKか?ロングまで視野に入っているか?)

を伝えると、スタッフの方もあなたに向けたアイテムがイメージしやすいでしょう。

複数店をまわる

可能であれば、複数のトライアスロンショップへ行くことをおすすめします。

これには、「スタッフとの相性を探る」という観点があります。

予算内で準備できるアイテムに、大きな違いはないでしょう。

しかし、悩みなどを相談しやすいショップ(スタッフ)かどうかは人によって異なるはずです。

説明を受けながら、

・もし自分が困ったときに、気軽に行けるショップなのか?

・もし自分が困ったときに、気軽に相談できるスタッフなのか?

を自分に問いかけてみましょう。

そこで、納得できたショップで購入するといいです。

以上が、「競技歴ゼロから始めたトライアスロンの初期費用」です。

参考にしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

トライアスロンへの挑戦と思いを綴ったブログを作成しています。 挑戦にあたって参考になることなども紹介していきます。 競技歴:ソフトボール(2001年~) 自身の旅を基に、旅を効率的に最大化するレシピを紹介するサイト↓ http://howtojourney.com/