トライアスリートなら一度は完走したいIRONMAN。
その中でも最長のアイアンマンディスタンスとなると、残念ながら2018年時点で日本では開催されていません。
よって、IRONMANの称号を得たい場合、海外遠征が必須となります。
今回は、慣れない海外遠征に先駆けて、「2018年に開催されたIRONMANのエントリー数と日本人エントリー数」の集計をしました。
初めてIRONMANに参加したい人は、日本人が多い方が安心でしょうし、日本人が多いレースは競技説明会も日本語で実施されたりするので、様々な心配を解消してくれます。
またその前に、2017年版は下記を参考にしてください。
さて本題です。
下記が、2018年のエントリーデータになります。

(http://asia.ironman.com/より筆者作成)
なお、空欄はデータを取得できませんでした。
アジアは台湾・マレーシアが人気

(http://asia.ironman.com/より筆者作成)
まずは日本から最も近い海外遠征先・アジアとオセアニアについて触れます。
100名以上の日本人がエントリーするIRONMANは、このエリアのみになります。
その中で2018年に最も日本人がエントリーしたIRONMANは、マレーシア(ランカウイ島)・233名となりました。
1,223名中233名が日本人ということなので、6名に1名が日本人という計算になります。
なかなかの日本人率です。
日本人比率で言うと、IRONMANマレーシアをしのぐのが台湾です。
日本人エントリー数こそマレーシアの次点ですが、レースで4名に1名が日本人という比率の高さです。
私も、IRONMAN台湾2018に参加しました。(初IRONMANでした。)
オセアニアで人気なのは、ケアンズです。
場所的にも、日本から最も近いオセアニアのレースなので納得です。
続く西オーストラリアも日本人が多いレースとして有名ですね。
EUはバルセロナが急上昇

(http://asia.ironman.com/より筆者作成)
次に、EU域内です。
2017年に引き続き、2018年もフランクフルトが最も日本人がエントリーするEU域内のIRONMANのレースになりました。
フランクフルトは、日本からの直行便があるのでアクセスも良好な都市型IRONMANで、IRONMANの欧州選手権を兼ねているので規模が大きく、華やかなレースです。
人気な理由がわかります。
そして特出すべきは、バルセロナが2018年に一気に日本人エントリー数を伸ばしてきました。
世界有数の観光都市であるバルセロナのIRONMANに出場する日本人が、今年増えました。
良いですよね、バルセロナ。
私もタイミングを狙って参戦するつもりです。
しかし、そんな「バルセロナでIRONMANに出場できるって最高!」と考えているのは、日本人だけではありません。
このレースはエントリーが始まると、1ヶ月足らずでエントリー枠が埋まってしまう人気レースです。
参加の際は、すぐにエントリーしましょう。
EU域内の傾向は、
・日本から直行便がある都市
・空港から遠くない都市型IRONMAN
が人気です。
フランクフルト、ハンブルグ、コペンハーゲンがこの傾向に合致します。
私は、2019年はコペンハーゲンに参戦予定です。
北米は西海岸が人気

北米地域は、西海岸のレースが人気です。
日本からの移動距離を考えると当然だと思います。
カナダのウィスラーはバンクーバー、
アメリカのサンタロサはサンフランシスコにそれぞれ近いため人気です。
2018年に限ると、フロリダが北米のIRONMANで最も日本人エントリーが多いレースでした。
理由は、よくわかりません。汗
南半球へのチャレンジは稀有

(http://asia.ironman.com/より筆者作成)
最後に、オセアニアを除く南半球です。
予想はお察しのとおりで、アフリカ・南米は日本人エントリーが非常に少ないです。
毎年、南アフリカのみが10名弱のエントリーがあります。
日本から遠く、季節も真逆のIRONMANになるので、コンディションや金銭面がネックになっていると考えられます。
そしてやはり、アフリカや南米は、歴史的な変遷からしてヨーロッパ系の人の参戦が多いようです。
以上が、「2018年IRONMANのエントリー数と日本人エントリー数」です。
皆さんもこれを参考にIRONMANにエントリーしてみましょう。
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