IRONMAN。
トライアスロン業界に踏み込んだ人の多くは、必ず完走したいレースの一つではないでしょうか?
世界のトライアスリートを魅了している素晴らしいレースです。(コストが高いですが)
IRONMANレースは世界各地でレースが開催され、ハワイ・コナでは世界選手権が毎年開催されています。
日本でも2015年までは開催されていましたが、残念ながら現在は70.3(ハーフアイアンマン)のみが開催。
私はトライアスロンを始めた当初から、IRONMANを完走したいと思っていました。
しかし前述のように、フルディスタンスのIRONMANを完走したい場合は海外のIRONMANに挑戦することが必要です。
トライアスロンで海外?
一気にハードルが上がる感じがありますね。汗
結論から言うと、昨年(2018年)、IRONMAN台湾を完走できました。
(荒天でスイムが400mに短縮されるという曰く付きの完走ですが。)
では、私がなぜ初IRONMANに台湾を選んだのか?
ちょっと書いてみたいと思います。
日本人向けのIRONMANはあるのか
まず、日本人が多く参加するIRONMANがあります。
それが、太平洋エリアのレースです。
具体的には、韓国(グレ)、台湾(ポンフー)、フィリピン(スービックベイ)、マレーシア(ランカウイ)、オーストラリア(ケアンズ、バッセルトン)です。
※2018年での、IRONMANのエントリー数や日本人エントリー数は下記を参照してください。
数字は、筆者独自集計です。
IRONMAN台湾を選んだ理由
その中でIRONMAN台湾を選んだのは、以下の理由からです。
・地理的に近い
・訪問歴のある国
・日程
これに加えて、台湾が最も自分に合っていると考えたからです。
ちなみに、最終候補から外れた国(韓国、マレーシア)に対する私の心の声は、以下のような感じです。
・韓国は、食事が辛い物が基本で、すぐに飽きるし、辛い物がそんなに好きじゃない。レース前に胃腸をカプサイシンでいじめたくない。
・マレーシアは、仕事・観光ともに訪問歴があるが、あまりいい思い出がなく、相性がさほど良くない。酷く暑い。ランカウイ島へは観光で行きたい。
なお、レース選択にあたってコースは一切考慮しませんでした。
地理的に近い
まず、太平洋エリアが日本人に人気の理由は、地理的に近いので移動のストレスが少ないからです。
また、時差は大きくても1時間以内のエリアになります。
初IRONMANに加えて、ロングのレースにも慣れていないことから、できるだけレースに集中できるエリアを考えていました。
この時点で太平洋エリアのレースに絞れました。
訪問歴のある国
地理的に近く、時差もないということで太平洋エリアがいいなと思っていました。
次は具体的な行き先です。
これもレースへのストレスが極力かからないようにするには?と考えて、訪問歴がある国が良いと考えました。
訪問歴があったのは、韓国、台湾、マレーシアです。
どの国も複数回&複数都市に訪れているので、ある程度は違和感なく滞在できそうでした。
特に、台湾はなぜか台湾一周旅行をしたことがあるほど、自分には深い縁があり、かなりお気に入りの国です。
食の相性も自分の舌とマッチします。
この時点で、気持ちがググっと台湾に傾きます。
日程
最後に日程です。
サラリーマンなので、有給休暇を利用してIRONMANに参加することになります。
当然、有給はあまり使いたくないですよね。
有給の取得は、もっと大事な時に向けて温存したいです。
運よく2018年のIRONMAN台湾は、日本の三連休(体育の日)の中日に開催されました。
その他の韓国やマレーシアは、通常の土日です。(マレーシアは土曜日開催)
有給も1日少なく済むので、サラリーマンに優しい日程です。
この日程が、最後に背中を押しました。
レースを終えて感じたこと
IRONMAN台湾を終えて、事後的に感じたことも書いてみたいと思います。
日本語で競技説明会がある
IRONMAN台湾を選んだ理由が、レース以外へのストレスが最小限な環境であることでした。
IRONMAN台湾は約4人に1人が、日本人です。
嬉しい誤算だったのですが、競技説明会が日本語で開催されました。
アスリートガイド(もちろん英語)を読み込んでいましたが、
初IRONMANで何かと不安がある中で、日本語で説明を受けることは大きな安心感につながりました。
日本語の競技説明会が必須な人は、事前にレースのイベントスケジュールで日本語があるかを確認しましょう。
これだけで対象レースが絞られます。
私が確認したところ、韓国、台湾、ケアンズが日本語による競技説明会を実施しているようです。
台湾の環境が自分に合っていた
レースのパフォーマンスは別として、それ以外の周辺環境は目論見どおりに自分に合っていました。
台湾を訪れたことがある人はわかると思いますが、台湾には日本食に近い食事や日本でお馴染みのセブンイレブン、ファミリーマートのようなコンビニがあります。
開催される馬公は離島ですが、セブンイレブンやファミリーマートが不自由なくありました。
台湾の食事は、大好物なので当然、問題なし。
離島なので海産物が豊富ですが、胃腸トラブルが発生しやすいので、特にレース前の摂取は避けました。
このように結論としては、私は初IRONMANに台湾を選んで正解でした。
さて、冒頭にも書きましたが、現時点でIRONMANを完走するには、海外遠征が必須です。
ご自身の海外渡航歴や語学、趣味趣向によって、行き先はある程度決められてくると思いますが、トライアスロンを始めたような気持ちで情報収集をしながらIRONMANに挑戦してください。
私も今後は年に一度はIRONMANにチャレンジしたいと考えているので、できるだけ現地のレースをレビューしていきたい考えています。
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