福岡トライアスロンに参加&完走してきました。
2017年から開催されており、2018年は未開催、2019年の今回が第2回大会でした。
エントリーリストを見ると、参加者は約600名。
福岡は、空港も近いため遠方の参加者も多かったです。
目次
レース当日の気象条件とコース
レース当日の気象条件
まずは、レース当日の天気です。
天気:曇り(晴れ間も少しあり)
気温:26℃前後
風:3~4m/s
風向:北西
天気は、レース前日から当日にかけての大雨が懸念されて開催も危ぶまれる状況でしたが、
レース中は奇跡的に雨は降りませんでした。
また、気温も高くならずに良かったです。
風は若干ありましたが、個人的には気になる程度ではなかったです。
しかし、海は荒れていました。
よってスイムで疲弊しました。汗
あとで詳しく触れます。
コースについて
次にコースです。
海の中道をベースとして、スイムとランは施設内、
バイクは西に向かい志賀島を一周して戻ってくるのを二周回します。
なお、名目上はオリンピックディスタンス(51.5)とうたわれていますが、
大会HPにもあるようにバイクの総距離が44kmと通常のオリンピックディスタンスより4kmほど距離が長いです。
では、各種目をレビューしていきます。
スイム:31分27秒
会場へ向かう車内で海が見えていたのですが、風と低気圧の影響か荒れてるなと感じていました。
スイム会場へ行くと波が高い。
とりあえずちゃんとスイムアップしようと頭を切り替えました。
時間になって入水チェック&試泳です。
ここがまずカオスでした。
通常、入水後に沖まで泳いだら、
時計周りに右へずれて折り返してくるのがいつものパターンです。
しかし、試泳エリアの進路手順があやふやだったのか、
沖から戻ってくる人がそのまま引き返してくる形になっていました。
試泳しましたが、
沖まで泳いでいる途中に正面から泳いでくる人がたくさんいるので、
それを交わすのが精一杯でした。
心拍を上げたかったのですが、波に慣れるだけの試泳になってしまいました。
しかし、この状態でトライアスロンに慣れていない人が多いのではないかという想定ができました。
スタートは第一ウェーブなので問題ありませんが、
スイムの二周回目は後ろのウェーブの人をパスします。
海水の透明度の低さや波の高さを考えて、
泳いでいると「いきなり人がいた」とならないように気をつけて泳ごうと頭に入れました。
リザルトでは、スイムDNFが27名、スイムSKIPが30名と周回のスイムとしては、
ハードなコンディションだったと伺えます。
さて、スタートです。
苦手のフローティングスタートでした。(やっぱり今回もダメでした。)
前列から勢いよく泳ぎ始めました。
スタート直後はバトルがありましたが、そこまで気になるほどでもなかったです。
しかし波は高く、ヘッドアップしてもブイが見つからない状況でストロークしていました。
第1ブイから第2ブイへ向かう時の波が一番しんどかったです。
第1ブイを通過したあとは、なんとなく落ち着いてきて、同じような泳力の人を見つけることができました。
しばらくドラフティングしながら力を温存、すると左からも選手がきて両サイドを選手に挟まれる形になりました。
自分が前に行き、しばらくするとドラフティングして海中で無言の相互協力です。
両サイドから選手に挟まれるときは、ピッチを上げて進路をこじ開けて泳ぎます。
「ここにいるよ」作戦です。
この辺りは、順調でした。
最後のブイを曲がってからは、一人が外れましたが、そのまま一周目を終えました。
時間は、14分31秒。
いつもよりかなり時間がかかっています。
しかも、エイドで水を飲んでいると、
無言の相互協力関係を結んだはずの選手が早々に海に飛び込んでいきました。
裏切り行為です。笑(私の勝手ですが)
今考えると、ここで後を追うべきだったと思っています。
二週目のスタートから、ずっと独泳になりました。
遅れた選手をパスしながら、進路確保。
一周目と波が違う感じで泳ぎにくかったです。かなり苦労しました。
ピッチも上がらず、終いにはライフセーバーとブイを見間違い、変なコース取りをしていました。
二周目は、バラバラのダメダメなスイムでしたね。
二周目の途中からは、無理しないように自分に言い聞かせながら、スイムを終えました。
31分27秒(スイム順位:46位)でスイムアップでした。
そこから、トランジションエリアまで250m程、走ります。
バイク:1時間26分45秒
トランジションは、これまで直近で2戦してさすがにスムーズになっており、最後に落ち着くためにゼリーを補給してバイクスタートです。
バイクコースは前日に下見していました。
下記がトラッキングデータです。志賀島の北側に唯一といっていいアップダウンがあります
特に警戒するほどの上りではありません。
基本的にフラットなので、できるだけペダリングのテンションを上げないように、
同じパワーで進もうと考えていました。
目標ペースは、AV30km/hでした。
まずは、一周目の志賀島周回を目指します。
西戸崎の交差点で、先頭からの順位を数えてくれている親切なおじさんがいて、
自分が通過するときは「30位」と言われました。
意外に前でスイムアップしていたので安心すると同時に、
バイクは無理することはないなと落ち着きました。
風が北西方向だったので、志賀島へ向かう時は向かい風です。
しかし、風に抗って無駄にペダルを踏んではダメです。
同じパワーで進んだなり戦略です。
とにかくAV30km/hだけをベンチマークに、サイコン(サイクルコンピューター)を確認です。
すると志賀島へ向かう橋あたりで、
サイコンのスピードメーターが、点滅したり、0km/h表示になったりしています。
明らかに様子がおかしいです。
原因は、電池切れです。多分。汗
横の小さい電池マークが、点滅していました。
どうしたものかと思いましたが、もう心拍数を見ながら進めるしかないなと考えて、作戦変更。
幸いフラットだったので、同じケイデンス(80~85)で刻みつつ、
心拍が上がりすぎないようにバイク終了までGarminチラ見戦略に変更しました。
バイクは、こんな感じでマイペースを決め込んで1時間26分45秒(バイク順位:84位)でアップしました。
道中は、ほとんど単独走でした。
パスされたのが数名程度です。
トランジションを除く、バイクの実走ペースはAV31.5km/hとほぼ想定通りに走れました。
ちなみに、サイコンはバイク終了まで生きていましたが、
バイク終了時のAVは38.4km/hととても使えたもんじゃない計測をたたき出していました。
とりあえず電池替えますね。汗
ラン:44分11秒
最後は、ランです。
足は残していたので、意気揚々と走り出します。
いつもそうですが、最初は足が軽いです。
コースは海の中道の公園内を二周半するコースです。
ランコースは多少アップダウンがありますが、フラットが中心でした。
(アップダウンといっても少し上るくらいで、長崎県民の私からすれば、上りともいえない類のものです。)
最初1kmは、4:35/kmで入ります。
そのまま行けそうな感覚があったので、ペースをキープ。
4kmあたりまで順調に走れました。
いつもは中盤くらいまで調子が出ないランですが、今回は比較的スムーズにランに入れました。
しかし、これからというときにこれ以上ペースを上げたら横腹が痛くなりそうな感覚です。
仕方ないので、このペースを維持して走りフィニッシュしました。
ペースラップを見るとわかりますが、5~6kmでサボりかけてます。汗
レースでは普段の練習で意識できているフォームも、
意識が別のところにいくと、すぐに元に戻ってしまいます。
フォームの定着については、繰り返し体に覚えこませるために時間が必要です。
普段のトレーニングが大事ですね。
引き続き試行錯誤しながら、取り組んでいきます。
フィニッシュタイムは、2時間42分23秒(全体順位:51位、エイジ順位:16位)でした。
レース当日のコンディションなりに走れたと思います。
バイク終了時点の58位からランで51位まで上げれたのが、
今の自分が取り組んでいることが結果に出て嬉しいです。
さて福岡トライアスロンは、今回はスイムが荒れ模様でしたが、
バイクとランはフラットなのでトライアスロン初挑戦の人に向いていると思います。
九州内だと唐津か福岡が初レースにうってつけではないでしょうか。
バイクコースも競技説明会では道路が狭いという話でしたが、
バイクで走る分には特に気になる場所はなかったです。
個人的な次の目標は、8月のIRONMANコペンハーゲン(デンマーク)です。
7月はレースありませんが、その分ロングの練習時間を確保して臨みたいです。
とりあえず無理せずに着実なスキルアップを目指します。
福岡トライアスロンのホテルと旅費、その他
レースに付随する内容をそれぞれまとめています。
福岡トライアスロンのホテル
遠方から参加される場合、
ホテル宿泊は必須です。
特に初めて参加される人は、参考にしてみてください。
福岡トライアスロンの旅費
参考までに、実際に参加した際の旅費です。
その他
福岡トライアスロンで写真をまとめて掲載しています。
レースの雰囲気はつかめると思います。
以上が、「福岡トライアスロン2019レビュー」です。
参考にしてみてください。
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