あまり人に言いたくないのですが、トライアスロンの練習量が増えるつれて
ストレッチにかける時間を増やしています。
その中で、効果が高いと実感しているのはストレッチポールを使ったストレッチです。
いきなり話の腰を折りますが、ストレッチは気分でやっても効果は薄いです。
毎日、30秒、1分でもやれる人が結果を出します。
安易にこれさえやっていればいいと考えると、時間もお金も無駄なので、この先を読んでもあまり参考にならないと思います。
可動域確保の重要性を実感
もともと自分は体が硬かったです。
また、ストレッチをする習慣はなかったです。
むしろ「そんな面倒なことなんてやってられるかよ」ぐらいに思っていました。
では、なぜストレッチを始めたかと言うと、トライアスロンの情報収集のために読むネットの記事や書籍で、可動域の重要性が必ず語られていたからです。
例えば、以下のバイクに関する書籍でも”まずは、可動域”と強調されています。
また、仕事でデスクワークをしているため、仕事時間=パソコンに向かう時間です。
そのため、腕が前に出て巻き肩のようになりやすく、肩こりも感じていました。
可動域が狭いとどうなるか?
関節の可動域が狭いとどうなるでしょうか?
私の経験では、体が十分に使えないため、限られた筋肉だけが酷使され、パフォーマンスに悪影響を及ぼすと考えています。
怪我につながる可能性も高くなります。
また私が特に可動域の狭さを感じていた肩周辺は、スイムやランでは特に重要な場所です。
ストレッチに取り組む前の私は、前輪の動きが悪いのに後輪でガシガシ走る車みたいな感じだったと言えます。
とても非効率でした。
道具:どんなストレッチポールを使うか?
私が使っているのは、LPN ストレッチポールEXです。

ストレッチポール界の定番中の定番ですね。
ただしブランドは、どれでもいいと思います。
私の場合は、173cm、68kgで比較的がっしりしているので、しっかり体重を支えられそうな製品を選びました。
他を知らないのでなんとも言えませんが、満足度は高いです。
車で遠征するときにも、持っていきます。
動き:効果的な一つを繰り返し
具体的に何をやっているかというと、この動画にある動きです。
デスクワークで前に巻きやすい肩を、この動きで正常な位置と正常な可動域に戻します。
時間は30秒から1分です。
短時間でOKですが、毎日欠かさず行っています。
”効果的なことを繰り返す”というのがミソです。
効果:正常な可動域で筋肉の使い方も変わる
これを続けてから、ランの腕振りの幅が広がった感覚があります。
また、最も大きかったのはスイムへの影響です。
肩の可動域が広がったことで、背中の筋肉(背筋)を自然と使えるようになりました。
同じメニューでも、以前は腕に疲労がきていましたが、今は、背筋がハリが出ます。
以前スイムが速い人に聞いたときも、練習後は背筋にハリが出てくると言っていたので、身体の動かし方の方向性は間違っていないと思います。
トライアスリートは、トレーニングに時間をかけますが、動きづくりやストレッチをおろそかにしがちです。
三種目の練習が必要なので、仕方のない部分もあります。
トライアスロンをされている人であれば、コツコツと継続できる人ばかりだと思うので、
ストレッチポールを取り入れることで、より効果的なパフォーマンスアップにつながると考えます。
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