昨年、本格的にZwiftを始めてから、バイクのパワーが非常に重要な指標だと認識できました。
インドアでやっている分には、Tacx FLUX 2 Smartからパワーを取れるので問題ないですが、
外ライドするときやレースでもパワー管理を取り入れたいと思い、パワーメーターの購入を決意しました。
パワーメーターの購入で注意していた点は、以下で詳しくまとめています。
現在、購入から5ヶ月ほど経過しており、Zwiftや実走でも使用感が高まってきました。
ここらで、ASSIOMA UNOの使用レビューをします。
もし、ASSIOMAのUNO(片足計測)とDUO(両足計測)で悩まれている場合は、以下が参考になります。
目次
ASSIOMA UNO使用レビュー
そもそもなぜペダルタイプなのか?
購入に関しては、満足です。
もっと早くからパワー管理をやっといたら良かったと思っているので、満足度が理解頂けるかと思います。
しかし、ASSIOMAを検討する前に、そもそもなぜ数あるパワーメーターの中で、ペダルタイプを選んでいるのか?を考えてほしいです。
パワーメーターは、決して安い買い物ではありません。
2、3年以上使い続ける人が多いと思うので、後悔のない選択にしてほしいです。
デメリット
まずは、デメリット(微妙だな)と感じたことです。
1. クリートがKEOのみ
ASSIOMA UNOに交換する前は、SHIMANO 105 SPDペダルを使っていました。
ASSIOMAは、LOOK KEOと適合します。
※現在は、SHIMANO SPD対応があります。
シューズへの付け替えがめんどくさいです。
しかし、KEOクリートは付属品があるので、別途購入する必要はなかったです。
初めてのKEOクリートでしたが、大きな違和感もなかったため、嫌がったのも単なる先入観でした。
2. スマートトレーナーとのパワーに誤差がある
Zwiftでは、Tacx 2T Smartからパワーを取っていました。
よって、FTPもそのパワーによって算出されています。
しかし実走でASSIOMA UNOで計測した場合、10~15Wは高く出ている印象です。
あくまで体感で申し訳ないですが、自分がFTP強度(220W)で走っているつもりでも、数値は10~15W(230~235W)は上でした。
起伏のあるコースやフラット周回コースで何回かデータを取りましたが、その傾向は変わりませんでした。
本製品のパワー誤差は、±1%となっています。
ASSIOMA UNOが正しいとなると、Tacx 2T Smartが異常に低いことになります。
まあ低いことはそんなに悪いことでもないので、ZwiftはTacxからとることで進めていこうかと思います。
この点、ちょっと気になりました。
3. Qファクターが異なる(広い)
Qファクターとは、クランク左右の取付面間の距離のことです。
今の機材の身体に慣れ親しんだ距離があるはずです。
ASSIOMA UNOは、ペダルの内側にセンサーが内蔵されているためQファクターが広くなります。
私の場合、
SHIMANO 105 SPD +53mm(交換前)
ASSIOMA UNO +54mm(交換後)
と+1mmのみでしたので、なんの違和感もありませんでした。
ただし、取り付けてもらった店舗のスタッフには、事前確認されましたのでここに書いておきます。
最も使用率の高いSHIMANO製ペダル及びペダルタイプのパワーメーターのQファクターを比較したものが以下です。
ペダル | Qファクター |
---|---|
SHIMANO 105 | +53mm |
SHIMANO ULTEGRA | +52mm *1 |
SHIMANO DURA-ACE | +52mm *1 |
ASSIOMA UNO ASSIOMA DUO | +54mm |
ASSIOMA DUO-shi | +64mm:PD-R7000/R550/R540 +65mm:PD-R8000/6800 |
Garmin Rally | +53mm |
メリット
次にメリットです。
1. パワー取得が安定している
他社のパワーメーターを使用したことがないですが、ペダル式のガーミンのレビューを見ていると
パワー取得が不安定なこと(いわゆる、ご乱心)があるようです。
この点、心拍計と同じような理由なのかなと思っています。
ASSIOMA UNOについては、パワー取得が不安定になることは今のところ、皆無です。
この点、ショップスタッフからもパワー取得が安定・正確さを強調されていたので、そのとおりでした。
2. ペダル式のため移植が可能
ペダル式の良い点ですが、容易に取り外し、移植が可能です。
よって、TTバイクとロードバイクを併用している人などは、汎用性が高いでしょう。
また、最近のロードバイクは、リムブレーキからディスクブレーキ化しており、買い替えを悩まれている方も多いでしょう。
そういった場合でも、ペダル式パワーメーターの場合は追加出費なく、移植できます。
3. バッテリー持ちは十分
ASSIOMA UNOのバッテリーは、50時間です。
私の場合、月間平均時間は20時間なので、一度フル充電すると2ヶ月は持つ計算です。
十分だと思います。
また、仮に充電が必要な場合でも、手順は非常に楽です。
マグネット式のプラグを本体に接続するのみです。
ペダル式パワーメーターのライバル・GARMINは、電池タイプです。
都度充電できれば、ライド中にバッテリー切れの心配もないので、ASSIOMAの方が安心です。
4. Zwiftに対応
ASSIOMA UNOは、ANT+とBluetoothに対応しています。
よって、Zwiftで使うことができます。
ペアリングも問題なかったです。
5. 長期使用のサポート体制が抜群
長年ロードバイクに乗っている人はわかると思いますが、ペダルは消耗品です。
使っているうちにどんどんヘタっていきます。
ASSIOMAは、スペアパーツが充実していることも良いです。
消耗したパーツを替えながら、長く使用することができるので経済的です。
またあとから、UNO(片足計測)をDUOに替えることもできるという選択肢があります。
ASSIOMA UNOの購入方法※Wiggleが最安値
最後に、ASSIOMA UNOの購入方法です。
両足計測のASSIOMA DUOも同様です。
結論は、海外通販サイトのWiggleが最安値です。
ご贔屓のバイクショップで購入するなどの特別な事情がない場合は、 Wiggleでいいでしょう。
価格 | 送料 | 返品 | クーポンコード | |
Wiggle | 45,022円 | 無料 | 商品購入後365日以内に 返送した場合、商品代金の返金対応 | 初回ご注文1500円オフ:NEWJP |
Amazon | 53,880円 | 無料 | 商品到着後30日間は原則返品可能 | - |
海外発送のため、Amazonほどタイムリーに届きません。
しかし、緊急を要する品物ではないと思うので、価格重視で購入した方がベターです。
自分で取り付けるのが不安な人は、Wiggleで購入してバイクショップで取り付けをお願いします。
取付料を含めても、Amazonより安くすむことが多いでしょう。(お店によりますが)
以上が、ASSIOMA UNO使用レビューです。
パワー管理を始めたいという人やペダル式のパワーメーターってどうなの?と思っている人は、参考にしてもらえればと思います。
パワーメーター初心者であれば、ASSIOMA UNOで十分満足できるはずです。
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