トライアスロンをはじめて5年目になります。
ここ1年の目標は、苦手なバイクの底上げです。
徐々に成果も出始めています。
少しずつレベルが上ってくると、情報感度も高くなってきます。
最近は、書籍での情報収集にハマっています。
その一環の内容です。
ポイント①:基本を大切にする
ロードバイク乗りの人は、おそらくわかってもらえると思いますが、スキルトレーニングって後回しになっていませんか?
大事なのはわかっているけど、数値化できるわけでもなく、いまいち効果があるのかわからないというのが正直なところです。
それでも、基本的な動作をしっかりマスターするべきというのは、本書のスタンスです。
基礎をすっ飛ばして、週末に100kmライドよりも、スキル+50kmライドの方がサイクリストとして着実にレベルアップしていくそうです。
量を求めるだけが、トレーニングではありません。(自戒です)
ポイント②:どっしりとして土台を築こう
住宅も同じですが、基礎がしっかりしているとちょっとやそっとでは建物は揺らぎません。
サイクリストにおける基礎とは、身体をしっかりと動かせるコンディショニングにあります。
そこで、4つのアセスメント(ロードバイクに乗る上で、十分な柔軟性があるかのテスト)が紹介されています。
・股関節、腰椎、骨盤、脚 x 2
・胸椎 x 2
で構成され、まずはこのアセスメントのクリアを目指しましょうと推奨しています。
私、1/4(股関節、腰椎、骨盤、脚の1つのみ)しかクリアできませんでした。
しかし、金メダリストやツール・ド・フランスを走るような選手でも、全てを楽々クリアしているわけではなく、できていない項目もあるようです。
そして、できない項目は、日々の積み重ねでクリアを目指しているそうです。
そう考えると、今できていないことも自分の取り組み次第で変えていけます。
まずは、このテストをクリアすることを当面の課題にします。
ポイント③:サイクリストは一人ひとり違う
トレーニングには、個別性の原則があります。
個別性の原則とは、個人差によってトレーニングを変えるべきだということです。
近年、インターネットで様々な情報が入ることにより、
トップアスリートの個別性の原則に当てはめたトレーニングが、あたかもどんな人にもあてはまるかのようなトレーニングとして独り歩きしていることもあります。(ギアも同じく)
そう勘違いしている部分は、自分にも思い当たる節があります。
仮にアマチュアスポーツであっても、過去のスポーツ歴から、トレーニング内容が変わることは容易に想像できます。
例えば、野球でキャッチボールしかやったことがない人をバッティングピッチャーのため、マウンドに上げないでしょう。
それぞれにあったレベルのトレーニングあるはずです。
具体的な答えは今のところないですが、自分なりの答えは探りながらトレーニングを続けていこうと思います。
まずは、アセスメントのクリア。
1年ぐらい時間を経て読むと、また違う気づきがあるような書籍でした。
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