IRONMAN世界選手権大会2019でのコナアスリートのバイク&ギア事情

IRONMANバイク事情

https://www.triathlete.com/ よりIRONMAN世界選手権大会2019(IRONMAN World Championship 2019)でコナアスリートのバイク&ギアに関する統計が発表されました。

本文はこちらです。

ここからは、この記事に紹介されている集計を参考にしながら、過去2年(2017年、2018年)との比較も加えて紹介していきます。

今年もバイクはCerveroが首位防衛

まずは、バイクです。

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

今年もCerveroが首位を守りました。

今回参加したコナトライアスリートが2,377人ということで、約5人に1人はCerveroのバイクを使用していることになります。

上位陣は、特に変動がありませんが、ここ数年でCanyonとQuintanaが大躍進です。

特にCanyon。

2018年世界王者のパトリック・ランゲ、2019年世界王者のヤン・フロデノのドイツ勢が使用しているバイクメーカーとして注目されています。

今年でFelt、Specializedに肉薄。

来年あたりは、安泰の上位陣を脅かすメーカーになりそうです。

個人的には、VENGEに乗っているので、Specializedに頑張ってもらいたいのですが、新型Shivはそこまでトライアスリートの心をつかめてないのでしょうか?

タイヤはZippの一強が続く

次にタイヤです。

これは、1つずつのカウントになっています。

例えば、フロントがMavicで、リアがRovalの場合、Mavic x 1、Roval x 1でカウントされています。

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

タイヤは長らくZippの一強です。

しかし、全体比の割合は年々下がっている傾向のようです。

その他に分類されるメーカーも多く、現在は多様な選択肢があるようです。

コンポーネントは安定のShimano

タイヤより一強体制が顕著なのは、コンポーネントです。

日本メーカーのShimanoが80%のシェアを獲得しています。

コナでこれですから、日本ではもっとシェアは高いでしょうね。

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ペダルはLOOKがShimanoを逆転

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

ペダルは、2019年大会でLOOKがShimanoを逆転しました。

Shimanoが前年比で大きく減らし、LOOKが大きく増加したことがわかります。

個人的には、去年(2018年)大きくジャンプアップしたGarminが伸びてくると考えていたのですが、そこまでではなかったですね。

来年のペダルシェアはどうなるでしょうか?

パワーメーターはGarminが引き続きトップ

パワーメーターは今年もGarminが首位をキープしました。

2017年から見ると、着実にシェアを伸ばしています。

前述したペダルでは伸びを欠いたGarminがパワーメーターでは伸びているという相関関係が謎ですね。

ペダルはLOOKまたはShimanoの場合、Quarqなどのパワーメーターを使用するのは理解できるのですが。

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

サドルはISM一強変わらず

サドルにもトップメーカーが君臨しています。

ISMです。

コナでも着実にシェアの伸ばしており、しばらくはISMの一強が続きそうです。

2位以下のメーカーがシェアを奪い合っている状況です。

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

エアロバーは安定のProfile Design

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アクセサリーに強いProfile Designが、後述するハイドレーションも含めて強い分野です。

ずっとトップを維持しており、日本での使用率も高いです。

しかしTTバイクなので、メーカー純正のエアロバーを使用している割合も高く、シェアとしては大きく獲得しているわけではありません。

ハイドレーションでXLABが人気

ハイドレーションは、Profile DesignとXLABの二強です。

特に、XLABは今年の国内のレースでも使っている人が増えてきたなという印象を受けました。

トップチューブバッグや空気抵抗を減らすカーボンケージシステムでも認知を広げています。

(引用元: https://triathlon-lumina.com/xlab/

フロント

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リア

https://www.triathlete.com/ より筆者作成)

以上が、「IRONMAN世界選手権大会2019でのコナアスリートのバイク&ギア事情」です。

参考にしてみてください。

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トライアスロンへの挑戦と思いを綴ったブログを作成しています。 挑戦にあたって参考になることなども紹介していきます。 競技歴:ソフトボール(2001年~) 自身の旅を基に、旅を効率的に最大化するレシピを紹介するサイト↓ http://howtojourney.com/