トライアスロンレースは、3種目が連続することから、
レース前の準備が大変です。(かつ、重要です。)
忘れ物がないか確認するだけでなく、
アンクルバンドのように当日配布されるものもあるため、
毎回、余裕なく過ごしている人が多いでしょう。
そんな中で私は、密かにやっていることがあります。
それは、「トランジションエリアの動線を事前確認する」ことです。
今回は、レース前にトランジションエリアの動線を確認することのメリットについて
書いていきます。
なお、今回の話は、自己記録や順位は度外視の人には全く関係のないです。
気にせずにトライアスロンを楽しみましょう。
レースでこんな選手いませんか?
レースでトランジションエリアに入ると、
エリア内で右往左往している選手を見かけることはありませんか?
これは主に、
・自分の(バイク)ラックの場所がわからない、探している
・エリアの出口がわからない、探している
状態です。
私もバイクラックの位置を見失った経験があります。
トライアスロンでは、トランジションも総合タイムに含まれるため、
このような時間のロスは、自己記録や順位を気にする選手にとって、致命傷です。

トランジションエリアでの動線を事前確認しよう
私はそれを避けるために、
レースの準備ができたら、トランジションエリア内の動線を確認するようにしています。
具体的には、実際に動線を歩いてみます。
トライアスロンのレースでトランジションエリアに入る場面は、2回です。
①スイム・フィニッシュ→バイク・スタート
②バイク・フィニッシュ→ラン・スタート
①②のフィニッシュ地点から、自分のラックまで歩き、
①②のスタートへ向かうまでを歩いてみます。
(できる範囲で)
それだけです。
これをやれば、
自分のラックを見失ったり、エリアの出口がわからないという凡ミスはなくなります。
一度歩いた景色は、
スイムやバイクでフラフラな状態で上がってきても何とか覚えているものです。

なお、頭でシミュレーションしてもいいですが、
人間は実際に見たり、体験したものを覚えています。
歩くのが一番です。
以上が「レース前のトランジションエリアで密かにやっていること」です。
参考にしてみてください。
コメントを残す