私のトライアスロンでの強化種目は、バイクです。
最近は、ランに変わりつつありますが。。。
バイクを強化するために、様々な書籍を読んでいます。
今回は福田昌弘さんが書いた「ロードバイクスキルアップトレーニング」を読みました。
その中で感じたことや考えたことをまとめます。
この著者の考え方は、機材に頼るわけではなく、自分の今ある潜在能力をイメージや知識で上げることができると考えている点が共感できます。
安易に機材や小手先のセッティングに頼らず、今の状況を改善したい人は読むといいです。。
腕の付け根を間違っている
冒頭に「腕の付け根を間違っている」という記述があります。
みなさんは「腕の付け根」がわかりますか?
ほとんどの人は、「腕の付け根」というと肩周辺を指すようです。
私もそう考えました。
ここで正解を書きますが、「腕の付け根」は人間の「鎖骨のくぼみ付近」にあります。
これが何を意味しているかというと、腕を振るや腕を上げるという動作は肩を動かすのではなく、もっと体の中心に近い部分である「鎖骨のくぼみ付近」から動かす意識で行うと、自然と意図する腕の動きになると言います。
私は、ロードバイクの本ですがランニングに応用できるなと考えました。
ランニングの腕ふりを、肩ではなく鎖骨に近い部分を意識して動かすとしっかり腕ふりができます。
具体的には、肩甲骨をしっかり使えているイメージです。
そして、脚の付け根を考えてみると、股関節になると思います。
この本でも股関節の重要性は書かれていますが、トライアスロンにおいてランまで含めると股関節を効率的に動かすことは、筋肉疲労を軽減することにつながります。
肩甲骨と股関節の動かし方が重要であると再確認できました。
そう考えると、体幹トレーニングなど体のコアを強化するという近年の流れも理解できます。
また、鍛えるだけでは故障につながるのでストレッチもしっかりやっていきたいですね。
踏み足は大殿筋、引き足は腸腰筋
ペダリングは、まだまだ悩ましい問題です。
未だに体の使い方や足の動かし方がうまくなりません。
ペダリングはというと、どの位置でどこに力を入れるのかという疑問もあります。
この本では、ペダリングについて「踏み足は大殿筋、引き足は腸腰筋」と書かれています。
私もそうですが、ついつい頼るのは大腿四頭筋(いわゆる太もも)です。
しかし、これ使い続けると、ずるずるとパワーが落ちていきます。
重要なのは、大腿四頭筋に頼らない。
本で紹介されているドリルを実践しながら、「踏み足は大殿筋、引き足は腸腰筋」を習得できればなと考えています。
そのほかにも基本から発展までのドリルが26個も収録されています。
現時点のカラダの潜在能力を引き出すドリルなので、何か加える必要もなく、実戦&継続することで徐々に変化を感じられるようになるのではないでしょうか。
また、ロードバイクだけでなく、体の使い方というトライアスロンで言えばスイムやランに応用できる考え方が得られると思うのでおススメです。
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