ロードバイクの測定指標であるパワーを、トレーニングやレースで用いている人が徐々に増えています。
パワーを測定するパワーメーターの価格が安価になっていることが、一因として挙げられます。
そんな私も、ついにパワーメーターを購入しました。
今回は、パワーメーターを買うにあたって、事前に考えておきたいこと、念頭に置いておきたいことを、実体験からまとめてみたいと思います。
私自身、Assioma UNOのパワーメーターの購入が初めてでした。
購入前に考えていたこと、購入後に感じたことなど交えて書いていきます。
まず、パワーメーターは現在、4つのタイプがあります。
・クランクスパイダー
・クランクアーム
・ボトムブラケット
・ペダル
これを選ぶ中で、以下の4つの点をクリアにしましょう。
・今後の展望
・価格
・正確性・精度
・左右計測か片足計測か
今後の展望
まずは、今後のロードバイクの購入計画を考えることをおすすめします。
昨今、ブレーキのディスク化が進んでいます。
旧システムであるリムブレーキからディスクブレーキのロードバイクに買い替える予定があるなら、考慮に入れましょう。
また、トライアスリートならロードバイク→TTバイクへの買い替えが考えられます。
そのときに
・古いバイクと並行して使うのか
・古いバイクは下取りなどに出して、新バイクに一本化するのか
で適するパワーメーターは異なります。
前者であれば、自分で取り替えのしやすいペダルタイプがおすすめです。
価格
次に、価格(予算)です。
パワーメーターが安価になってきたと言えど、すんなりと買えるような値段ではありません。
価格は、ボトムブラケット>クランクスパイダー>ペダル>クランクアームの順です。
もちろん製品によって価格は異なります。
クランクアームの最安値の4iii「Precision」であれば、約4万円で入手できます。
正確性・精度
数値を計測するという観点から、計測精度も度外視できません。
しかし、精度は以前ほど差がなくなってきました。
各社、1~2%の計測誤差に収まっています。
以前までであれば、通信の不安定さなどからペダルタイプを敬遠する動きもありました。
しかし、ペダルタイプも精度が増し、通信も安定してきました。
気になる製品がある場合は、一応確認することをおすすめします。
両足計測か片足計測か
最後に、パワーを
・両足計測するタイプ
・片足計測(だいたい左足)するタイプ
のどちら選ぶかになります。
同じ製品で、どちらか選べるものも多いです。
片足計測の場合、主にパワー計測です。
しかし、両足計測は違います。
両足計測は、サイクリングダイナミクスによる左右バランスやペダリング効率を把握できます。
両足計測の方が高価ですが、高度なトレーニング管理をしたい人におすすめです。
両足か?片足か?については以下で、詳しく書いています。
以上が、「【実体験】初心者がパワーメーターを初めて買うときに注意したいこと」です。
初めてパワーメーターを購入する場合は、エントリーとして安価なものでいいと思います。
まずは安価なものでパワーメーターの使い方やトレーニングに慣れましょう。
私は、ペダルタイプの最安値Assioma UNOを使っていますが、十分満足できる機能性です。
クランクアームタイプであれば、4iii「precision」もエントリーモデルとしておすすめです。
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