ASSIOMAのペダル式パワーメーターを購入して使っています。
パワーメーターの購入を決めたのは、トライアスロンのバイクパートで強くなるためです。
私はトライアスロンのバイクパートが苦手で、足を引っ張っています。
今回は、貧脚がバイクで速くなるためになぜパワーメーターが必要だと思ったか、自分なりに整理して書いてみます。
もちろん、パワーメーターを導入しただけで速くなるはずもなく、それを下支えするトレーニングが必要です。
そこは大前提のもとに参考にしてみてください。
バイクのレベルアップは、Zwiftをおすすめします。
レースでパワー管理することはチート
トライアスロンのトレーニング書籍「Triathlon 2.0」の中で、
「レース中にパワーを管理するのは、ペース配分においてズルをしているようなものだ。」
と書かれています。
理由は、パワーがわからない時代は、選手の主観でペースを決定していたからです。
みなさんも、
・前半に突っ込みすぎて、後半バテた経験
・バイクで全力を使いすぎて、ランでへばった経験
はありませんか?
これは、主観でペース配分したときに陥った失敗の典型です。
パワーメーターを使って、適正なペース(パワー)で走れば、そのようなことは起きにくくなります。
特に、ロングを志向する人の場合、競技時間が長くなります。
長ければ長いほど、体力のごまかしは効きにくく、パワー管理の効果が絶大です。
ちょっとの差が、時間が長くなるにつれて大きな差になることをイメージすればわかりやすいでしょう。
この点を踏まえて、パワーメーターが必要だと考えました。
定期的な計測指標になる
次に、定期的な計測指標になることがメリットです。
継続してトレーニングしていると、そのトレーニングが本当に自分のレベルアップにつながっているか確認する必要があります。
そこでパワーを計測指標として使います。
走行中のパワーを計測したり、FTPテストで閾値を確認することで、トレーニングの進捗を把握できます。
一方、同じコースをタイムトライアルしたり、心拍数を見て状態を把握するという手段もあります。
しかし、これらは風(風速、風向き)など外的要因が含まれ、データの正確性に乏しいです。
進捗管理の基本は、変数をできるだけ少なくして分析することです。
そのためにパワーを速くなるためのメイン指標にしようと考えました。
Zwiftでパワー指標に慣れた
Zwiftを継続することによってパワーに関する内容や知識の理解が進んだことが大きいです。
私が使っているスマートトレーナー・Tacx FLUX 2 SMARTは、パワー計測ができます。
最初はパワーの意味、パワーゾーン、FTP、TSSなどわからないことだらけでした。
Zwiftをやっていくうちに、これらの単語の意味を理解していきました。
これらの下地があれば、パワーメーターを導入しても十分に使いこなすことができるだろうと考えました。
以上が、貧脚の私が「バイクで速くなるためにパワーメーターの購入が必要と考えたわけ」です。
私の周りを見ても、バイクが速い人はパワートレーニングをやっている人が多数派です。
もちろんパワーメーター自体で速くなるわけではありませんが、投資したお金を取り返そうと努力するのも人間の性です。
そういうのも含めて、導入の可否を検討してはいかがしょうか。
加えて、私がパワーメーターを購入するにあたって気をつけていたことは、以下に詳しく書いています。
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