人生初のスマートトレーナー(ローラー台含む)であるTacxのFLUX 2 Smartを購入して、
約3ヶ月が経ちました。
ここらで、この購入が実際にどうだったのかレビューしておきます。
結論は、FLUX 2 Smartの購入で正解でした。
※(加筆)この記事公開後1年以上経っていますが、この選択は間違ってなかったです。
Zwiftで使うマストアイテムの一つです。
スマートトレーナーの購入で悩まれている方は、参考にしてみてください。
Tacx FLUX 2 Smartの購入の経緯と理由については、以下にまとめています。
一緒に読んで頂くと、よりイメージが湧きやすいです。
スマートトレーナーを使う目的
まずは、私がスマートトレーナーを使っている目的を整理します。
それは、トライアスロンのトレーニングのためです。
具体的には、FTPの向上です。
ZWIFTでグループライドなどのイベント参加は今のところ全く考えておらず、
自分のペース(時間、負荷)でトレーニングを続けられたらいいなというスタンスです。
よって、ZWIFTではフリーライドは一切せずに、
FTP向上のためのワークアウトをひたすらやっています。
使用3ヶ月の走行距離
購入後3ヶ月の走行距離・時間です。
走行距離 | 走行時間 | |
9月 | 494.3km | 19:15:37 |
10月 | 516.8km | 18:26:45 |
11月 | 448.7km | 16:10:56 |
すべてZWIFTです。
スマートトレーナー&ZWIFTでバイクトレーニングの比重が大きく増したので、
スマートトレーナーの購入はとても良かったと思っています。
スペック比較
次に、Tacxのスマートトレーナーで最上位(フラッグシップ)モデルであるNEO 2T Smartとのスペック比較をします。
主な違いは以下です。
NEO 2T Smart | FLUX 2 Smart | |
---|---|---|
精度 | ±1% | ±2.5% |
パワー | 2,200W | 2,000W |
勾配 | 25% | 16% |
定価 | 178,000円(税抜) | 108,000円(税抜) |
私は、購入時にこの2機種で迷いました。
当然、フラッグシップモデル・NEO 2T Smartの方が高機能に比例して価格は高いです。
盲目的に高スペックを選べる人はいいですが、お金は有限です。
実際にどのレベルの機能が自分に必要なのか?は、みんな考えることだと思います。
精度
NEO 2T Smart | FLUX 2 Smart | |
---|---|---|
精度 | ±1% | ±2.5% |
この2機種の精度の差は、±1.5%です。
具体的に、200Wの負荷をかけているときに
NEO 2T Smart…199W
FLUX 2 Smart…195W
と認識される感じです。
この差が重要な人って、どれくらいいますか?笑
精度の差は、ほとんど影響ないと考えていいです。
(パワーが増すごとに誤差は大きくなりますが)
ZWIFTで200Wが求められるときは208W出力しましょう。笑
その方が、FTPにも効果ありです。
そういう意味でも誤差は多少ある方がトレーニング的にいいかもしれませんね。。。
私のようにトレーニングを目的として使用する場合は、
この精度の差は大きな問題ではありません。
パワー
NEO 2T Smart | FLUX 2 Smart | |
---|---|---|
パワー | 2,200W | 2,000W |
パワーについては、2,000Wがどれくらいの数値なのか考える必要があります。
まず言っておくと、ほとんどの人が120~300Wがメインの負荷だと思います。
ZWIFTのワークアウトなどで瞬間的にFTPx160%の負荷がかかる場合もありますが、
その時もFTP300Wの人で、480Wです。
2,000Wがどれだけ大きいパワーなのかわかります。
よって、ほとんどの人が気にする数値ではないです。
2,000Wで十分と考えます。
勾配
NEO 2T Smart | FLUX 2 Smart | |
---|---|---|
勾配 | 25% | 16% |
勾配の適用範囲は、ZWIFTでフリーライドをやりたい人に関係する要素です。
しかし、ZWIFTには、ERGモード(ワークアウト時)とSIMモード(フリーライド時)があります。
https://support.zwift.com/ja/erg-SkQJC8OEH
どちらも機能は同じです。
ERGモード(SIMモード)とは、
ZWIFTのワークアウトで負荷(勾配)が上がったときに、
ギアを変えずに負荷を自動で調整する機能です。
負荷(勾配)が上がれば、ギアを変えていないのに勝手に重くなります。
ギアを変える手間がないので、非常にいいです。
ZWIFTのコース内には、もちろん16%以上の勾配がある箇所があります。
16%以上の勾配負荷を再現したい人には需要があると思いますが、
対象となる人は限られるでしょう。
私のようなワークアウトメインの人間には、
勾配の要素は全く不要なので、FLUX 2 Smartの機能(16%)で十分でした。
定価
NEO 2T Smart | FLUX 2 Smart | |
---|---|---|
定価 | 178,000円(税抜) | 108,000円(税抜) |
最後は、価格です。
税抜で70,000円の開きがあります。
結構大きな価格差です。
70,000円で何ができるだろ?と考えてしまいます。
私は、購入の際にコスト回収表を作って判断しました。
私の周辺の人々の評価
私の周りにNEO 2T SmartとFLUX 2 Smartをどちらも使ったことがある人は、さすがにいません。
しかし、どちらの機種であっても
私の周りのTacxユーザーは機能性に関して、満足しているようです。
その中には、FLUX 2 Smartを買いたかったけど在庫がなく、NEO 2T Smartを購入した人がいます。
その人は、機能、価格を考えるとFLUX 2 Smartの方が良かったと言っていました。
これまでで書いているとおり、機能はFLUX 2 Smartで十分です。
NEO 2T Smartを購入できる予算を持つ人も、
浮いた70,000円で別のものを買うほうが幸福度は高いのではないでしょうか?
例えば、新しいスマホとか。
以上が、FLUX 2 Smartを3ヶ月使ってみて感じたことです。
Tacx以外のWahoo・KICKRやELITEも、スペック的にはセカンドグレードでほぼ間に合うと思います。
参考にしてみてください。
大変参考になりました!
私も上位機種と悩んでましたがこの記事を拝見し、ミドルグレードのこちらの機種を購入しました!
おかぱん様
コメントありがとうございます。
参考になって良かったです。
この記事の公開から、1年以上経っています。
その間、多少FTPが上がったりとレベルアップしていますが、
上位機種(NEO2T Smart)の方が良かったなと考えたことが一度もありません。
良きサイクルライフを!