50歳までまだ残された時間が10年以上はありますが、本書を読んでみました。
ジョー・フリール氏の書籍は、トライアスリートにとって有用なことは間違いないのですが、いかんせん邦訳の書籍がありません。
(名著、トライアスリート・トレーニング・バイブル(邦訳)は絶版。現在、高額で取引されています。)
そこで、唯一の邦訳を見つけた本書に手をのばしました。
本書を読んだあとに、The Triathlete’s Training Bibleを読んでいます。
英語ですが、先に本書を読んだことで理解が深まりました。
ポイント①:加齢に伴うパフォーマンス低下の三要素
加齢が原因でパフォーマンスが落ちてくる要素は、3つあります。
①最大酸素摂取量(Vo2max)の低下
②体脂肪の増加
③筋肉量の減少
それへの対策が、
①インターナルなどの高強度トレーニング
②食生活(栄養)、リカバリー、睡眠
③筋力トレーニング
です。
ジョン・フリール氏の書籍を読んだことのある人は、おなじみですね。
50歳過ぎてもやることはそう変わりません。
ポイント②:外部にアドバイスを求めるのも一手
私は普段、一人でトレーニングすることがほとんどです。
その都度、外部から情報を収集して、自分のトレーニングに応用しています。
しかし、全くわからない分野については最初から専門家のアドバイスを仰ぐのも手です。
例えば、私は定期的にマッサージを受けています。
そこで色々話しながら、自分の身体の動かし方の癖だとかそれに対する対処方法(ストレッチ)を学んでいます。
もちろん、丸投げはよくないと思いますが、それと並行して自分で勉強するといいでしょう。
トレーニング方法やメニュー、機材などにも同様のことがいえます。
ポイント③:気の持ちようも大事
精神論ですが、年齢に対する気の持ちようも大事です。
潜在意識の分野でも明らかになっていますが、自分対して発する言葉は大きな影響を与えます。
生活習慣とトレーニング=パフォーマンスというシンプルな法則を第一に考えるべきです。
もちろん、競技パフォーマンスが年齢を重ねるとともに低下することは、事実です。
しかしIRONMANの領域では、それが顕著になるのは60歳以降のエイジグルーパーとされています。
少なくとも50代までは、年齢は全く言い訳にならないと言えます。
自分も年齢を重ねたら、本書及びこの内容を再読したいと思います。
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