このカテゴリでは、トライアスロン素人である著者が考える「トライアスロンに関するスキルアップの考察」を、書き記したいと思います。
トライアスロンがスイム、バイク、ランの三種目から構成されている競技であることは皆さんご存知だと思います。
レース本番は、三種目をこなすことになりますが、
練習では、スイムだけやランだけになることが多いのではないでしょうか。
今回は、クロストレーニングの効果について、素人なりに考えます。
まず、クロストレーニングとは二つ以上の異なる種目を連続して行うトレーニングのことで、それぞれの動きの異なる種目を一度に行っても、身体がスムーズに対応できるように練習するという意味があります。
私は、このクロストレーニングが非常に効果的だと感じています。
理由は、二点あります。
一つは、二つの種目を流れに従ってスムーズにトレーニングすることは、レース本番のシミュレーションになります。
一つの種目のみの練習だと気づきにくいのですが、続けて異なる種目を行うと身体のある部分に違和感や力の入りずらさを感じます。
それを練習で感じておくと、本番へのシミュレーションになるだけでなく、競技力の向上につながります。
特に、バイク~ランをするとわかりますが、バイクで脚を使っているので、ランの走り始めは力が入りづらく、思ったようなペースで走れません。
しかし、こういうことを知っていると、ラン序盤は無理をしないペース配分を組み立ててレースできますし、極端にペースが落ちるということも防げます。
また、こうした違和感に敏感になることは、怪我などの予防にもなりますしトライアスリートに必要な能力の一つだと感じています。
その場合、本番の種目順を意識して、
スイム~バイクやバイク~ランというふうに続けてトレーニングするととても効果だと思います。
もう一つは、トランジションの練習を兼ねることができる点です。
種目ごとのつなぎ目になるトランジションですが、それだけを練習することはなかなかないのではないでしょうか。
しかし、クロストレーニングを行うと、必ずトランジションが発生するのでレース本番への準備に最適です。
また、ここで忘れ物やミス、気づきがあるとトランジションの問題点を改善できるので、全体的なタイムの短縮になります。
以上が、クロストレーニングの効果について考えてみたことです。
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