トライアスロンをしている人で、
アイアンマン(国内の場合は、ロング)の完走を目標としている人は多いです。
トライアスロンと言うと、一般的にはショート(オリンピックディスタンス)ですが、
アイアンマン(鉄人)という響きやブランド、特別感が、多くの人をロングに向かわせる要因となっています。
しかし、ロングは距離にして、
スイム:3.8km
バイク:180km
ラン:42.2km
と、なかなか高いハードルです。
私の経験からすると、それぞれの種目で完走できると確信した練習がありました。
今回は、スイムの3.8kmを完泳できると確信した練習について、書いてみます。
なお、初めてロングに挑んだレース(2018年五島長崎国際トライアスロン)や完走までの練習量などは、
以下を参照してください。
今回は、3.8kmの完泳を確信した練習のみにフォーカスした内容になります。
3.8km完泳を確信した練習
いきなり本題に入ります。
私が、ロングのスイム3.8kmの完泳を確信した練習は、
3.0kmを一度の練習で泳いだことです。
具体的には、
チーム練習:2.0km
個人練習:50m x 20 = 1.0km
を通しで泳ぎました。
これで、合計3.0kmです。
連続して3.0km泳いだわけではないですが、
合計3.0kmを泳げたことで、
ゆっくり泳げば3.8kmを完泳できると確信しました。
長距離を通しで泳いだ方が良いのか
ロングの完走を目指す場合、
どれぐらいの距離を事前に走ったり泳いだりした方がいいのか疑問に思っている人も多いでしょう。
私の実体験及び仲間から見聞きした情報をまとめると、
スイムにおいては明確な意図がある場合を除いて、1本200mを超える練習は不要です。
よって、プールで1000mや2000m泳ぐような練習もいりません。
ロングに挑戦する人は、すでにショートで1.5kmを泳いだ経験が何度かあるはずです。
そこで経験しているペースを少し落として泳げば、3.8kmは十分に泳げます。
また、レースでは3.8kmを続けて泳がないでよい場合もあります。
1.9kmを二周回するようなケースです。
その場合は、一周目終了後に息を整えてまた泳げばいいので、
3.8kmへのハードルがより下がります。
スイムに関しては、必ずしも連続して長い距離を泳がなくていいと考えてもらって結構です。
海で泳ぐ経験は必須
3.8kmを完泳するために、泳ぐ距離以外で対策をしておきたいのは、
海で泳ぐ経験をできるだけ積むことです。
これは、プールでは決して養えません。
海でしかわからないことがあります。
海で泳ぐ経験をおろそかにしないようにしましょう。
以上が、「ロング(3.8km)のスイム完泳を確信した練習」です。
参考にしてみてください。
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