今回3日間で、距離は少々足りないが、トライアルとして擬似バラモンキングをやってみました。
目的は、
・1日でバラモンキングに近い距離をこなすのは、現時点では困難なため、3日間でバラモンキングに近い距離をこなすことによって、体の順応を図る。
・擬似バラモンキングにより、現状の競技スキルに関する課題の把握。
・擬似バラモンキングにより、競技スキル以外の補給などの本番への対策を考える。
ここでは、その3日間擬似バラモンキングを通して、肌で感じたことや考えたことを私見たっぷりにレビューします。
スイム…3.0km
金曜日にチームのトレーニングで計2.0km泳いだ後に、自主トレで1分サークル、50m x 20を実施。
現時点の実力としては、50m:50秒で回すことは可能なので、そのペースを守って3.8kmを泳ぎたい。
OWSなので、波や選手の接触などの不確定要素があるが、時間はたっぷりあるわけで、慌てて体力を消耗したりしないことが重要なんだと思う。
また、スイムはスタート直後とあって、補給の心配はない。
要は、本番までスイムのスキルアップをいかに図れるか。コツコツやるしかないね。
1時間10分でスイムアップできたら、最高だろうな。
バイク…120km
スイムの翌日、本番の2/3にあたる120km。
いつもチームでトレーニングしている60kmを2周回。
日頃、長い距離を乗っていないバイクなので、ここが最も学びが多かった。
まずは、ペース配分の課題。
1周目は、いつも回っているペースで行くも、2周目は辛くなってペースダウン。
明らかに、前半で突っ込みすぎたペースだったので、後半は脚が死んだ。
フルマラソンのときも同様だが、体力がある前半は、体が温まるにしたがってどうしもオーバーペースになりがち。
心拍数などで管理しながら本番までに巡航ペースを設定したほうがいいんだと思う。
オーバーペースをレース本番でやると死ぬから、本当に要注意。
そして、補給について。
食べながら走っていたが、補給タイミングが遅くペースダウンと合わせて体調が悪化。
もう少し前倒しで補給するのっていうのは簡単だけど、
距離とか時間とかある程度、自分の中で基準を作っておくと本番での精神的余裕につながりそう。
また補給食の選択について、今後練習で試して現状の最適解を見つけるしかない。
書籍の情報だと、トライアスロンのロングだとレース中に約2,000kcalの摂取が必要で、そのうちバイクの上で1,500kcal目安で摂取するとのこと。
1,500kcalか。
何をどれだけ摂取したらそれだけいくのか。
そもそもそんなに摂取できるか。
それも走りながら摂取しないといけない。
結構不安がある。
とりあえず、バイクの目標タイムは7時間30分。
平均ペースだと24km/h。
その他に気づいたことは、体幹(腹筋)が筋肉痛になったこと。
体幹が使えていると言えるけど、補強や乗り込みでその辺の不足分を補っていく必要がある。
ラン…42.195km
3日間擬似バラモンキングの最後は、フルマラソン。
さが桜マラソンに出場しました。
前日の120kmで大腿四頭筋がうまく稼働しない中でも、サブ4は何とか死守できた。
まず課題は、走り方。
前日のバイクの影響で脚はパンパン。
それによってレース前半でふくらはぎを使いすぎて、ハーフ辺りからふくらはぎも辛くなってきた。
逆に35km過ぎから、ピッチを多く刻むフォームで走ってみると案外これが良く、フォームの上下動が減って、スムーズに走れることを発見。
今後のトレーニングでも上下動を少なくして前への推進力を保てるフォームにしたい。
まあ、この辺はGARMINのランニングダイナミクスを使って修正できる点。
バラモンキングでの目標タイムは、4時間30分にしているので、なんとかクリアしたい。
若干、気になったのはこれまた補給。
いつものマラソンでは感じなかったけど、30km以降は水分は摂れるが食べ物をどうしても補給できないような状態になってしまった。
レース本番もこんな状況が起きそうな予感がして、補給食は食べれるうちに早めに摂っておかないと後々まずくなりそうな予感がする。
長時間動き続ける体力も必要だけど、自分にとっては補給のタイミングと種類が重要なファクターになりそうなので、バラモンキング本番までにいろいろ試さないといけない。
と、書きたいことを書き連ねただけになってしまいましたが、
・スイムは淡々とスキルアップ
・バイクは長時間持続とペース配分
・ランは上下動改善によるフォームの効率化
・全体としては、補給食の試用とタイミングの最適解模索
こう考えると、平日のワーキングデーはスイムとラン、休日はバイクという練習メニューに必然的になるなー。
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